知らないと賃貸でぼったくられる話

ここを抑えられると、人生が一気に楽になります。
しかし、賃貸業界は不正が起こりやすい構造を持っています。
不動産業界の現実
見た目は弁護士、心は詐欺師。
そんな業者も存在します。
なぜ不正が起こるのか?
業界の自浄作用がない:不動産協会の役員はその地域の業者たち
情報がクローズ:一般人には見えない世界なので嘘をつける
契約数しか見てない:1件ごとに報酬が入るため、とにかく契約させたい
人の質:中には詐欺まがいの経歴を持つ人も
つまり、「知らない人がカモになる」構造です。
知識があれば、「それおかしくないですか?」と言える。
この一言が、最大の武器です。
---
賃貸の登場人物を理解しよう
保証会社:家賃滞納時に立て替える(家主の味方)
入居者:あなた
仲介業者:不動産屋(契約を取るのが目的)
管理会社:建物を管理している会社
保証会社は味方ではありません。家主側の立場です。
---
賃貸はどこで借りても同じ構造
実は、どの不動産も同じデータベース「REINS(レインズ)」を使っています。
つまり、仕入れ元が同じ。
例えるなら家電量販店と同じで、
「パナソニック製品をどこで買っても中身は一緒」なんです。
→ よって、安いところで借りるのが正解。
---
いい不動産会社を見分ける方法
悪質なのは「仲介業者」と「管理会社」。
彼らは不要なオプションを“ましまし”にしてきます。
いらないものはいらない、とはっきり言うこと。
そして、必ず相見積もり(3社以上)を取りましょう。
相場を知ることが最大の防御です。
---
大手だから安心、はNG
アパマンショップ・エイブルなどはフランチャイズ。
看板を貸しているだけで、運営会社は別です。
だから、親切な店舗もあれば悪質な店舗もある。
必ず支店ごとのブログを確認。
お客さん目線の記事を書いているかどうかで分かります。
---
契約時に拒否すべき費用
下記の項目はほとんどの場合「不要」です。
安心入居サポート(火災保険でカバー可能)
書類作成費
簡易消火器(家主負担)
害虫駆除・室内消毒(やってないケース多)
強制だと言われたら録音してOK。
「その発言、録音して専門家に確認します」と言いましょう。
それだけで牽制になります。
---
仲介手数料の上限を知る
宅建業法第46条で、
家主+入居者の合計で1ヶ月分までと定められています。
入居者から取る場合は0.5ヶ月分が上限。
「広告料です」という言い訳は違法の可能性あり。
---
火災保険の落とし穴
不動産会社指定の保険(2年で2万円など)を強制されることがあります。
しかし、加入する保険は入居者が自由に選べるのがルール。
年間4,000円程度が相場です。
---
家賃交渉のコツ
「家賃1ヶ月サービス****か月3,000円値下げ」
この2択で交渉するのが効果的です。
「無理です」と言われたら担当変更。
交渉権は家主にあります。仲介業者ではありません。
---
敷金・礼金・クリーニング費の注意点
礼金:仲介業者が上乗せしているケースも
→ 相見積もりで防止
クリーニング費:本来は大家負担が原則
→ 「綺麗だったので不要で」と伝える
鍵交換:1〜1.5万円が相場
→ それ以上はぼったくり、退去時の交換も無効の場合あり
---
保証会社費用
相場は家賃の50〜80%。
パンフレットをもらって確認しましょう。
それだけで「この人知ってるな」と牽制になります。
---
物件探しの正しい流れ
1. SUUMOやHOMESで候補をピックアップ
2. 問い合わせ(必ずメールで記録)
3. 内覧時に申込書は書かない
→ 「保証人に説明が必要」でOK
4. 手付金は入れない
5. 他社に相見積もり依頼(内覧済みは言わなくてOK)
見積もり拒否する会社はスルーでOK。
---
特約は必ず事前確認!
契約日より前に、特約事項だけでもメールでもらう。
あとから不利な条項を入れられるケースがあります。
---
まとめ
特約は事前にチェック
家賃は三大支出のひとつ
相場を知って、相見積もり・交渉が必須
やり取りはすべてメールで証拠を残す
手付金・申込書は即日書かない
---
💡おすすめ書籍
「家賃は今すぐ下げられる」
読むだけで、数万円得する知識がつきます。