【比較】WealthNavi vs eMAXIS Slim S&P500|20年で約10%の差が出る手数料の威力

WealthNaviは便利だけど、手数料1%で長期だと10%以上の差が出る。
「ロボアドバイザーに任せた方がいいのか?」「自分で投資信託を買った方がいいのか?」
そんな疑問を持つ人に向けて、WealthNaviとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を比較してみました。
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💰 手数料の違い
| サービス名 | 年間手数料(信託報酬) | 特徴 |
| ---------------------------- | ------------ | ------------------ |
| WealthNavi | 約1.1%(税込) | 完全自動運用・節税(DeTAX)対応 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 約0.0814%(税込) | 自分で購入・管理が必要だが超低コスト |
一見小さな差に見える「約1%の手数料」。
ですが、長期運用になるほど複利効果で差が広がります。
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📈 シミュレーション条件
手数料込みの実質利回りで計算
毎月1万円積立
年利5%で運用
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🧮 シミュレーション結果
毎月1万円を積み立てた場合の最終金額(手数料込み)
| 期間 | WealthNavi | eMAXIS Slim S&P500 | 差額 | 差(%) |
| ------- | ---------- | ------------------ | ------- | ---------- |
| 10年* | 約146.4万円 | 約154.3万円 | 約7.9万円 | *約5.1%** |
| 20年* | 約361.1万円 | 約403.8万円 | 約42.7万円 | *約10.6%** |
10年で約5%差*、20年で*約10%超の差**が発生。
同じ年利5%の運用でも、手数料1%の差が積み上がると、最終的な資産額が大きく変わります。
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💡 結論
WealthNaviは「手間を減らす代わりに、10〜15%ほどの成果を手数料で差し出す」構造。
一方、eMAXIS Slim S&P500は自分で購入やリバランスを行う必要がありますが、長期では手数料差が資産の伸びに大きく影響します。
つまり、
手数料を最小化したい人 → eMAXIS Slim S&P500
手間をかけたくない人 → WealthNavi
どちらを選ぶかは、「自分の手間をいくらで買うか」という価値観の問題です。
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🔍 まとめ
投資の基本は「低コスト×長期×分散」。どちらを選んでも続けることが最も大切
手数料1%の差でも、長期では10%以上の成果差になる
時間を買いたい人にはWealthNavi、資産効率を重視する人にはeMAXIS Slim